大学時代から営業に取り組み、独自の成果を上げた経験を活かし建築商社に入社。ユニットバスやシステムキッチンを扱う業務を通じて業界全体を学び、30代を前に「工事×管理のアウトソーシング」という構想をもとにシグマエンジニアリングを創業。現場に信頼される仕事を軸に事業を拡大し、現在は新卒採用や働き方改革を通じて、未来を見据えた組織づくりに取り組んでいる。
大学時代から営業に取り組み、独自の成果を上げた経験を活かし建築商社に入社。ユニットバスやシステムキッチンを扱う業務を通じて業界全体を学び、30代を前に「工事×管理のアウトソーシング」という構想をもとにシグマエンジニアリングを創業。現場に信頼される仕事を軸に事業を拡大し、現在は新卒採用や働き方改革を通じて、未来を見据えた組織づくりに取り組んでいる。
建設業を営む実家で育ち、いつかは継ぐつもりでいたが、経験不足に不安を感じシグマエンジニアリングに入社。最初は営業職だったが、現場にこそ自分の活躍の場があると感じ、職人としての道を歩み始める。初の社員職人として年間250台以上を一人で施工しながら、仲間を集め育て、10年で工事部を組織に。水道や電気にも対応できる多能工として現場を極めつつ、今では30名超のチームをマネジメントする立場に。現場と人を育てるリーダーとして進化中。
デスクワークよりもアクティブな仕事を求め、シグマエンジニアリングに入社。試用期間中は苦戦もあったが、とあるきっかけから現場全体を担うようになり、実務を通して営業としての力を磨いてきた。成果が数字で見える仕事にやりがいを感じ、徐々に責任ある立場へ。経験を積むなかで自身の覚悟も固まり、現在は営業部のマネジメントと後進育成に尽力している。
磯部:
私たちは、工事そのものだけでなく、管理や工事完了後のアフターまで一貫してお手伝いしてきました。代理店様や元請け様にとって「安心して任せられる」と感じていただけるのは、日々の現場で信頼を積み重ねてこられたからこそです。
横江:
ユニットバスの施工は、一見マニュアル通りにできるように見えますが、現場によって条件や求められる対応はまったく違います。その違いに柔軟に応えられるのは、これまで関わってくださったお客様や職人の皆さんから多くを学ばせてもらったおかげです。そうやって磨かれた技術と姿勢が、「シグマにお願いしたい」というお声につながっているのだと思います。
菅原:
工事では、何かあったときに“逃げないこと”が何より大切です。それは、管理・営業・職人が同じ方向を向いて動ける体制があるからこそできることですし、信頼して任せてくださるお客様や協力会社の存在があって初めて成り立ちます。
磯部:
この業界は、現場ごとに予期せぬ課題が発生することもありますが、だからこそ管理の力が活きる場面が多い。高い品質を求めてくださるお客様に応え続ける中で、自然とお声掛けいただける機会が増えてきました。こうして仕事をいただけるのは、私たちの力だけではなく、日々支えてくださるパートナーや現場の皆さんのおかげです。
横江:
営業で競り合うよりも、代理店様と見積・管理・工事まで一緒に取り組ませていただくことで、「間違いない」と思っていただける。そんな関係性を築けていること自体、働く側としても本当にありがたい環境です。
菅原:
職人さん不足が叫ばれる中で、うちは多くの職人の方々に協力していただいています。そうした信頼関係が健全なビジネスサイクルを生み、私たちを成長させてくれている。これからも感謝を忘れずに、このつながりを大切にしていきたいですね。
磯部:
創業から10年あまり、これまでは私自身が先頭に立って会社を引っ張ってきました。でも、組織として動き出したと実感できたのは、横江や菅原がそれぞれの立場で「会社をこうしたい」と考え、行動に移してくれた時です。これは会社にとって本当に大きな転機でした。
横江:
入社当初、工事部は存在せず、営業として入ったものの違和感がありました。辞めようとしたとき、社長から「職人の仕事をやってみないか」と声をかけてもらったのが転機です。そこから社員職人第一号として現場に立ち、人を育て、組織をつくる10年。今振り返ると、多くの仲間やお客様に支えていただいたからこそ続けられたのだと思います。
菅原:
僕も最初はふらふらしていましたが(笑)、中心的な管理者の退職にともない、すべての現場が自分に集中したとき「自分がやらなきゃ」という覚悟が芽生えました。その経験を通じて、自分から改善提案をするようになりました。振り返れば、周囲が任せてくれたことが成長のきっかけです。
磯部:
二人の成長は、組織のブレイクスルーでした。そしてここ数年は若手や事務スタッフからも「こうしたい」という声が増えています。オフィス移転、新卒採用、働き方の見直しも、みんなで未来を考える流れの中で生まれたものです。
横江:
オフィス移転では、場所選びからレイアウトまで自分たちも主体的になって考えました。仲間と未来を形にする経験を通じて、現場だけでなく、働く環境全体を考える視点が持てるようになりましたね。自分自身も、仲間も大きく変わっていく勇気を持てるようになりました。
菅原:
僕は、会社の良さやこだわりは変わらず続いていると思っています。その一方で、新卒採用や働き方の整備によって、少しずつ新しい風が入ってきている。守るべきものは守りながら、時代に合わせて進化していくことが大事だと感じています。
磯部:
この規模の組織を続けていく上で、本当に大事なのは「なぜ会社をやるのか?」という根っこの部分です。会社って、単に給料をもらう場所じゃなくて、働く人が生きがいを感じ、原動力を持てる場所でないといけない。だからシグマは、技術だけじゃなく“人として成長できる場所”でありたいと思っています。
横江:
それは、理念としてちゃんと組み込まれてますよね。技術だけを教える会社じゃなく、心も育てる。その考えがあるからこそ、新しく入ってきた人にもシグマらしい思想やノリを理解してもらえるよう、会社理解を深める機会も作っていきたいと思ってます。
菅原:
クレド(行動指針)を意識すると、人としての在り方が見えてくる。もちろんいろんな考え方があるけど、「こうしておくと生きやすいよね」「こうすると味方ができるよね」っていう感覚を、社員にも伝えていきたい。心構えの指標があるだけで、人として迷わずにいられると思うんです。
磯部:
うちには、スキルも人間性も両立している仲間がたくさんいる。そういう人たちに囲まれて、近づきたいと思えること。誇らしいと思える仕事ができること。それが、社会全体をよくする力になると本気で思っています。シグマという場所が、半永久的に価値を出し続けられる理由は、そこにあると思います。
菅原:
「人を育てる会社」って、口で言うのは簡単だけど、実際にやり続けるのは難しい。でもうちは、本気でそれをやってきたし、これからも続けていく。そういう会社にいられることを、僕は誇りに思ってます。
磯部:
目指しているのは、「日本一の会社」。それは売上や利益率だけでなく、得意先・仕入先・従業員のすべての面で、「ここが一番」と言われる会社をつくりたい。評価の軸は難しいけれど、今のメンバーなら、きっと実現できると思っています。
横江:
今の時代、「そこまで頑張らなくてもいいんじゃない?」って空気もある。でも、僕はそうは思わない。仕事を通じて何者かになれた。それは本当に価値あること。だからこそ、今シグマに入るか悩んでいる方には「とりあえずやってみなよ」と伝えたいですね。
菅原:
どうせ仕事するなら、楽しくやった方がいい。仕事って本来しんどいものだけど、本気で取り組めば、自分の人生を豊かにする手段になるんです。だからこそ、これから入る人には「一生懸命やることの楽しさ」を感じてほしいです。
磯部:
仕事を通じて成長できるって、実はすごく贅沢なことです。うちは、仕事の楽しさも価値も、ちゃんと教えます。だからこそ、「この会社と一緒に日本一を目指したい」と思える人に来てほしい。ちょっと暑苦しいくらいが、ちょうどいい(笑)。
菅原:
社会や時代に不安がある時こそ、希望を持てる場所が必要です。シグマは、努力が報われる場所です。自分を信じて、飛び込んできてほしいですね。
横江:
最初は不安でも、仲間がいれば乗り越えられる。仕事を通じて人生を楽しくできる。そんな組織が、ここにあると思います。